辨 |
クチナシグサ属 Monochasma(鹿茸草 lùróngcăo 屬)は、日本・中国南部に2-3種がある。
M. monantha(單花鹿茸草) 廣東産
ウスユキクチナシグサ M. savatieri(綿毛鹿茸草・白毛鹿茸草・沙氏鹿茸草)
天草島・浙江・福建・江西・湖北産
クチナシグサ M. sheareri(鹿茸草)
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ハマウツボ科 Orobanchaceae(列當 lièdāng 科)については、ハマウツボ科を見よ。 |
訓 |
「萼ノ狀宛モくちなしノ實ニ似タルヲ以テ此和名アリ」(『牧野日本植物図鑑』)。
カガリビソウの名は、若葉の色が赤いことから。なお、一般にカガリビソウの名はシクラメンの別名として有名。 |
説 |
本州(関東・中京・中国)・四国・九州・朝鮮・山東・華東・湖北に分布。 |
誌 |
中草藥で鹿茸草というものは、ウスユキクチナシグサ M. savatieri(綿毛鹿茸草)の全草。 |